SG SNOWBOARDS
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スノーボードインストラクターになり、早20年が過ぎました。
僕がインストラクターになろうと決意した理由。それは単純に「僕自身がスノーボードが上手くなりたい」という理由からでした。

しかし、実際に20年間インストラクターの仕事に就き学んだことは、スノーボードの技術だけではありませんでした。レッスンを通して技術の向上はもちろん沢山のお客様の「笑顔」をもらいました。仕事に対する大きなやりがいを感じ、よりスノーボードを多くの人に楽しんでもらいたいという強い思いの原動力となりました。

これまでは、指導者としての勉強に励んでいましたが、今では新しい指導者の育成にも力を入れています。インストラクターになりたい人の多くは、僕と同じように「自分がスノーボードが上手くなりたい」からです。スクールに入れば基礎も学べて、技術もベテランのインストラクターから盗むことができます。そして、実際に指導者としてレッスンに入ることで、そこから得た技術を”アウトプット”することができます。その”アウトプット”するということがポイントなのです。インストラクターが上手くなる秘訣は「レッスン」に隠されています。レッスンをすることによって、相手に物事を伝えることで基礎知識が広がり、デモンストレーション(見本)をすることで、自分のポジションや体の使い 方を習得できるのです。初心者レッスンであれば、低速でもそれを片足で行うことが体幹を鍛え、ボード操作を明確にすることができます。

こんなにメリットが多いインストラクターという仕事ですが、現在インストラクターの人口は減少し、どこのスクールも人員不足に悩まされています。これだけやりがいがあり、スノーボードの上達にも向いているのに、なぜ人員不足なのか。その原因は、スノーボードを始める人が減っていること。雪山に篭る人が減っていること。教えることへのハードルの高さを感じ、インストラクターという仕事に就こうと考える人が減っているからだと思います。

 

僕自身も、インストラクター1年目は、上手く教えることができるのかと緊張と不安の連続でした。しかし、ベテランインストラクターの方から”妥協のないレッスン”を心得として教えていただき、「お客様へスノーボードの楽しさを伝える」「自分がスノーボードが好きという思いをお客様へ伝える」ことを心にとめて、毎日一生懸命レッスンに入っていました。今振り返ると、この経験があったからこそ今があると思っています。レッスン後にお客様から「楽しかった!」「ありがとう」と言ってもらえるだけで、この仕事をしていて本当に良かったと思います。

インストラクターにとって、技術を教えることはもちろんですが、スノーボードの楽しさを伝えることが一番大切です。初心者の方へは、雪山体験を感動的にすると、短時間でも滑ることの面白さを伝えること、次また来たいと思ってもらうことが重要です。中上級者には、技術、知識、新しい技への挑戦がさらなる楽しさへ繋がります。

お客様の「初めて」を最高の時間にするには、インストラクターの頑張りが必要不可欠です。こう聞くと大きなプレッシャーになるかもしれませんが、これが大きなやりがいとなり、また自分自身の技術の向上につながることは間違いありません。僕も、この先スノーボード続けていくために、インストラクターの教育に妥協なく取り組んで行きます。

もっと多くの人に、スノーボードの楽しさを広げるために。
そして、もっともっと自分自身もスノーボードを楽しむために。


後藤 克仁(ごっち)


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