SG SNOWBOARDS
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Rider's identity 5 -戸田大也-
Rider's identity 4 -杉本孝次-
Rider's identity 4 -西原秀彰-
Rider's identity 4 -後藤克仁-
Rider's identity 4 -片山雅登-
Rider's identity 4 -木村佳子-
Rider's identity 4 -大森厚毅-
Rider's identity 4 -小北聖子-
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Rider's identity 4 -斯波正樹-
Rider's identity 4 -工藤英昭-
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Rider's identity 3 -杉本孝次-
Rider's identity 3 -西原秀彰-
Rider's identity 3 -小北聖子-
Rider's identity 3 -高橋恭平-
Rider's identity 3 -大森厚毅-
Rider's identity 3 -後藤克仁-
Rider's identity 3 -木村桂子-
Rider's identity 3 -片山雅登-
Rider's identity 3 -勇上華子-
Rider's identity 3 -斯波正樹-
Rider's identity 3 -吉岡健太郎-
Rider's identity 3 -工藤英昭-
Rider's identity 2 -杉本孝次-
Rider's identity 2 -西原秀彰-
Rider's identity 2 -工藤英昭-
Rider's identity 2 -木村桂子-
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Rider's identity 2 -佐藤圭-
Rider's identity 2 -後藤克仁-
Rider's identity 2 -小北聖子-
Rider's identity 2 -片山雅登-
Rider's identity 2 -大森厚毅-
Rider's identity 2 -白川尊則-
Rider's identity2
-北海道〜東京縦断プロジェクト-
斯波正樹と吉岡健太郎に聞きたい
11の質問
Rider's identity -杉本孝次-
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斯波正樹+吉岡健太郎
北海道〜東京ロードバイク縦断
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2012 Models ライダークロストーク
SG Plate System 使用レポート
EU漫遊記 Vol.4
EU漫遊記 Vol.3
EU漫遊記 Vol.2
EU漫遊記 Vol.1
FULL RACE? それともFULL CARVE



気がつけば24年
ニュージーランドで滑り続けた杉本孝次
24年に渡り、滑り、出会い、歩き、時に立ち止まってみる
なぜニュージーランドなのか
今、その理由が明かされる

words by Koji Sugmoto



私は24年間、日本の夏を知らない。毎年、6月〜10月までニュージーランド(以下、NZ)で暮らしており、最近の灼熱の太陽の日差しは想像もつかない。
初めてのNZは19歳。スノーボードを始めたその夏にはNZのゲレンデに立っていた。
初めての海外、そして初めての一人旅、言葉もわからないまま、ろくな下調べもせず、飛び出すようにNZに向かった。現地ではまだスノーボーダーも珍しく、色々な人と知り合う話題の中にはいつもスノーボードがあった。
スノーボードがやりたくて飛び出した私だったが、スノーボードはすぐに自分だけが楽しむものではなく、人と人をつなぐツールとして大きな役目を果たしてくれていた。


現地に着いて早々のことだが、カフェで知り合った英語の先生とスノーボードの話題から一緒に住むことになる。そしてほぼ同じタイミングでコックの仕事をしていた人とも一緒に暮らすことに・・・。つまり、カフェでお茶しながら、初対面の人と3人暮らしが決まったのです。私は二人に料理と英語を教わり、そして私は二人にボードを教える。そんな関係は突然始まり、料理も英語も全くできなかった私にとって、とても忙しい生活が始まった。
3人がそれぞれの分野の先生となり、それぞれの指導にあたるのですが、少しだけ滑れた程度の私が一番面倒を見て頂いたように思います。
そんな3人暮らしのおかげで、料理も英語もできなかった私がマウントハットスキー場のレストランで働く勇気をもらったのも2人のおかげです。
今の私を知る人は、私が料理人として働いていたと聞くとみんな驚くでしょうね。
その当時、マウントハットスキー場の職場でも沢山の友達ができ、とても充実した毎日でした。



3人暮らしのウインターシーズンもあっという間にシーズンの終了を向え、3者が再会を誓い、それぞれが新たな生活をスタートさせる決意をした1990年10月。私が選んだのは、旅でした。それも「NZ南島一周のヒッチハイクの旅」。日本を出た時から所持金がなかった私が旅をするにはこの方法しかなかったのかもしれません。
シーズン中は、一生懸命スノーボードをし、英語に触れ、料理を覚え、仕事でわずかな生活の足しを得て、これらの経験から臨んだヒッチハイクの旅。

出発前に自分で1つのルールを決めました。それは、「立ち止まらずに歩き続けながらヒッチをする」事。通常、街の出口やガソリンスタンド、サービスエリアなどで、乗せてくれる車を見つける事が一般的だが、自分の足で次の街に向かって歩くことを決めた。これは、人の優しさを受ける礼儀として、車に乗せてもらう為には、目的に向けて自分の力で近づいていく姿勢を持つという事を意味していた。
途中、日が暮れてしまうこともあり、野宿をすることもありましたが、結果38台の車を乗り継ぎ、南島のほぼすべての街を1ヶ月半かけて周りました。今でもその先々で出会った人の優しさや風景、自分の不安な気持ちや嬉しかった気持ちなど鮮明に覚えています。
私が今でもNZでスノーボードをし続けているのは、NZに私のスノーボードのルーツがあるからなのかもしれない。昔と変わらないNZの景色を見るたびに、初心に立ち返れる気がする。そして自分で自分を励ます術を思い出す。そんな時にいつも思うのですが、「この先も誠実にスノーボードを続けていこう」、そう思います。



年月を重ね、少しずつ立場も変わることもありますが、自分だけのスノーボードではなく、もっともっと広い視野でスノーボードを見ていく必要があると確信している。
この24年の間に、スノーボードの販売やスノーボードの指導、スノーボードの輸入など、スノーボードに関する仕事に携わり、そして自分自身はプレーヤーとして、スノーボーダーとして、常に雪の上に立ち、みんなと一緒に雪上で感じる感覚を大切に、色々と立ち回ってきました。改めて思うことは、自分だけが楽しむ・自分だけのスノーボードでは、スノーボードの持つ力の一部しか知ることができないという事。
沢山の人に出会い、沢山の方に自分が持つ精一杯を与え、そしてその結果、沢山の事を学び、沢山の恩恵を授かる。24年前の初めてのNZもボードがあったから沢山の出会いや学びがあり、そして沢山の恩恵にあずかった。
近年、意識していることは、ボードをされている方やこれからされる方への支援や指導に力を入れる事です。そして指導者の育成や環境の整備も同時に重要だと思っています。スノーボードの持つ力は、技術の成長だけでなく人間の成長にも力を貸してくれると信じているからです。


NZで知り合った料理人も英語の先生も現在スノーボード歴24年のキャリア。もしかしたらカフェで出逢わなければ、その2人はスノーボーダーじゃなかったかも・・・。みなさんにもそんな出逢いやきっかけがあるのではないでしょうか?
毎年、ゲレンデで沢山の方と出逢います。その瞬間瞬間に自分の精一杯を与え、そして影響を受ける。そんな素敵な時間を今年も沢山過ごせたらと思っています。また、ゲレンデでなくとも色んな方との出逢いの中で、スノーボードの話題はやはり欠かせません。
私の四半世紀は、ヒッチで立ち止まらずに歩き続けた旅のように、沢山の刺激を頂き、一歩一歩前に進んできました。この先もこの旅は続けていきたいと思います。
まだ出逢っていない皆さんともきっと近い将来につながって行けると思っています。
まずは、山で出会いましょう。とても楽しみにしています。

杉本孝次


みなさま、ライダーの素顔に迫る企画、お楽しみいただけましたでしょうか?
10/7からはセカンドピリオドとなり、「チャレンジ」をキーワードにライダーの素顔に迫ります。ぜひご期待ください!

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