SGライダー、杉本 志功から夏のレポートが届きました。
真冬の南半球のニュージーランド、Mt.Huttで充実のシーズンをおくったようです。
Mt.Huttでのトレーニングについて
天気の波が激しく、1週間滑れないこともあるマウントハット。良い晴天が続きスノーコンディションも最高な状態でトレーニングをすることができました。斜度が30度以上ある斜面や、日本のスキー場の倍以上の幅のあるコースで練習でき、自分自身のレベルアップを感じるとともに新たな課題が明確になりました。そして何よりも日本が真夏の時期に雪上感覚を取り戻せたのは大きなアドバンテージになったと思います。
メスベンの生活とトレーニング
メスベンは小さな街で歩いて街を回ることができます。トレーニングジムやサッカーコート、ランニングコース、ゴルフコースなど様々な施設が整っており、そのすべてに歩いて行くことができます。今年は1人でのトレーニングでしたが、ジムでのウエイトトレーニングやサッカーコートでのラダーやハードル等のアジリティトレーニング、ジョギングなど充実したトレーニングを行うことができました。また、以前訪れていたレストランで懐かしの味を楽しむこともできました。
海外での人のつながり
ニュージーランドには幼い頃から毎年行っていることもあり、学校に通っていた頃の友達や幼馴染、山でのローカルのスノーボーダーなどたくさんの知り合いがいます。そして、コロナ禍に入りしばらく会えていなかった方々に久しぶりに再会することができました。オフの日には友達と食事する機会もあり、充実したオフを過ごせました。また、マウントハットで働いている知り合いには、公式フェイスブックページに写真を載せていただいたりしました。
この夏の成長
この夏は、大学の部活でのトレーニングに加え自主練習など去年よりハードなトレーニングに取り組んできました。その成果は身体スコアに限らず、滑りにも現れました。昨シーズンよりも体幹が安定し体のブレが減っただけでなく、筋力が増えたことでよりアグレッシブな滑りが可能となりました。この成果を維持するためにも今年のニュージーランドでは雪上トレーニングと陸上トレーニングの両立を心がけました。昨年もジムには通ってはいたものの身体スコアを維持することはできていませんでした。しかし、今年は下がるどころかスコアを向上させることができました。