大島 ひなのはシーズンに向けて大きな変化があった夏でした。今後の彼女に期待しましょう。
活動範囲を世界へ
昨シーズンは世界選手権出場にジュニア世界選手権出場と、競技活動の範囲を世界へ広げるきっかけをいただきました。世界で戦うことは、思っていた何百倍も緊張して、すべての身体機能が衰える感じ。いまからレースなのに!って、何度も思いました。
それでも、昔から画面の中で見ていた選手の滑りや勢いを間近で見たり、出身国の異なる同世代の選手と切磋琢磨する新しい感覚にワクワクドキドキしたシーズンでした!
新生活
そんな刺激的なシーズンはあっという間に終わり、春から大学生になりました。通学時間は以前の8倍になり、白馬でトレーニングをする時間が取れなくなったこともあり、トレーニング環境も大学から通えるパーソナルトレーニングジム(arclar)に変え、トレーナ
ーと1対1のトレーニングを行ってきました。また、夏休みにはコーチとトレーニング後のアイシングがてらサップに行ったり、小学生ぶりにクロールをしてみたり、、、個人でトレーニングをするようになって寂しさもありますが、個人だからこそ「自分が楽しめるトレーニング方法が見つかる」というメリットもありました。
この夏の成長
この夏は環境の変化があり、例年より不安を感じる年でしたが、周りの方々のサポートもあり、その不安も1つ1つ解消していくことができました。昨シーズン、世界大会への出場を経験し、そこからさらに燃え始めた上手くなりたい欲は、この夏のトレーニングで土台を作れたように感じています。その土台に、来月から始まる雪上練習やレースを通して得られる感覚を積み重ね、目標達成に向けて努力していきたいと思います。